水曜日, 1月 21, 2009

言語論的転回

言語論的転回
http://ja.wikipedia.org/wiki/言語論的転回
ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン
フェルディナン・ド・ソシュール
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1352141.html

ある回答
──────────────────────
 言語論的転回について説明いたします。

 まず、言語論的転回の先駆けとなったカントの
コペルニクス的転回というものをご存知でしょうか。
例えば、あなたの眼の前にりんごがあるとします。
一般的には、りんごがあなたの視覚を経由して脳で、
目の前の物は「りんご」と認識していると考えられ
てきました。しかし、カントはこれを180度ひっくり
返します。まず、何よりも先にあなたの頭の中に、
「りんご」という概念があり、それが、目の前の
ものをりんごとして成り立たせている、とするので
す。つまり、赤い丸い果物を「りんご」と認識する
ためには、あらかじめ「りんご」という概念を有して
いる必要があるのです。

 言語論的転回もこれとよく似ています。りんごを
「りんご」と認識するためには、「りんご」という
表象が必要になります。ここまではカントとほぼ、
同じと考えてくれてかまいません。ただ、カントと
異なる所は、その「りんご」という表象が言語に
よって決定されている点です。
 例えば、虹の例を用いて説明しましょう。一般的に
日本では虹は七色とされています。これは、日本語
の中では虹の色は7つに区分されているからです。
しかし、外国では虹は7色ではありません。3色で
あったり、5色であったりします。もちろん、実際
に外国の虹の色が少ないということではありません。
その外国語は虹を3つあるいは、5つに区分している
ということです。
 このように、我々はまず虹を見てから、その色を
7色だと感じるのではなく、あらかじめ言語によって
決定されている色を虹の中に見るのです。言語の
このような働きを指して、言語論的転回と言います。
──────────────────────────

0 件のコメント: