日曜日, 1月 28, 2007

クラッシュ ☆☆☆

黒人刑事と家族。
黒人刑事の弟とその友人の車泥棒
白人検事とその妻
白人刑事と父。
新米白人刑事。
黒人テレビ演出家とその妻
ペルシア人商店主とその家族
黒人錠前職人とその家族
韓国人の人身売買犯とその妻
ふー、これで全部か。
それぞれが複雑に絡み合う二日間の物語。

人種問題の今を真っ向から描こうとしている。
脚本家的野心も見せながら誠実でもあると思う。
それぞれのエピソードに紋切り型の単純さは無く、説得力はある。

それでもなおわずかな引っかかりが残る。
パズルのような絡み合いを技巧的にこなしたことが、却って人種問題の闇の深さへと切り込む力を失わせてはいないか?

マット・ディロンの演じる複雑なキャラクターが魅力的。

極めてシンプルな音楽の使い方はこの映画の美点。

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